FIAT 124 Spider　～それは一目惚れ～：small but tough：SSブログ

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FIAT 124 Spider　～それは一目惚れ～　[Mono] [編集]

唐突だが、クルマに一目惚れをした経験はあるだろうか。

私は正直1度だけ、一目惚れしてしまったクルマがある

それは7年ほど前、街角で偶然見かけたマロン色のその車は、私の目を釘付けにした。

『FIAT 124 Spider』　忘れられないクルマ。

VW（フォルクスワーゲン）が好きな私だが、VWのクルマは私にとって一目惚れとは遠い存在かもしれない。

彼らはゆっくりと、会うたび好きになる。そして愛してしまう存在だから。

しかし、124spiderは違った。一瞬にして私は心を奪われた。

〈FIAT 124 Spider〉

もちろんイタリアのFIAT製でなんと1966年～1985年まで約20年間も生産されていたクルマ。

デザインはあの有名なカロッツェリア「ピニンファリーナ」である。

このクルマ、FIAT124という箱型のクルマをベースにしているがその124とは全く別物で

当時、魅力的なイタリアンスポーツとして人気を博した。

〈FIAT124〉

FRにレイアウトされたエンジンは、直列４気筒の1.4リッターDOHCを搭載。

デザイン、走行性能ともに進化を遂げた名車なのだ。

また、同時代のアルファロメオ・スパイダーなどとデザイナーをはじめ共通点も多いようだ。

〈アルファロメオ・スパイダー〉

〈FIAT 124 Spider〉
全長：3970mm
全幅：1610mm
全高：1250mm
ホイールベース：2280mm
エンジン形式：水冷直列4気筒DOHC1438cc
最高出力：90ps
最高速：170km/h

そんな、すばらしいクルマ「FIAT 124 spider」だが、

私は、大金があっても、このクルマを手に入れようとは思わない。

それは、いつまでも憧れの車であり続けて欲しいからに他ならない。

★追記
この記事の資料を検索している時、思いもよらぬ事件を知ることとなってしまった。
今回取り上げたFIAT124spider、フェラーリ、アルファロメオなどのデザイン開発・設計を手がける、
ピニンファリーナのアンドレア・ピニンファリーナ会長兼社長が、イタリア時間8月7日朝、
トリノで交通事故のため死亡していたのだ。なんと51歳だった。

アンドレア・ピニンファリーナ氏のご冥福をお祈り申し上げます。